XAMPPのMercuryを使った簡易メール送信テスト
XAMPPコントロールパネル「Mercury」サービスをスタートし、「Admin」をクリックします。
Mercuryウィンドウのメニュー「Configuration」>「MercuryS SMTP Server」を選択します。
MercuryS SMTP Serverウィンドウ上部の「Connection control」を選択し、「Do not permit SMTP relaying of non-local mail」のチェックを外して「OK」をクリックします。
Mercuryウィンドウのメニュー「Configuration」>「Protocol modules…」を選択します。
「MercuryS SMTP server」と「MercuryP POP3 server」以外のチェックを外して「OK」をクリックします。
XAMPPコントロールパネル「Mercury」サービスを再起動します。
Mercuryウィンドウのメニュー「Configuration」>「Manage local users…」を選択します。
既存のユーザーを選択して「Dlete」をクリックします。既存ユーザーをすべて削除します。
「Add」をクリックして新しくユーザーを作成します。作成後「Close」をクリックします。
例
- Username:wp00
- Personal name:user00
- Mail password:任意
- APOP secret:Mail passwordと同じで構わない
Mercuryウィンドウのメニュー「File」>「Send mail message…」を選択します。
「To:」に作成したメールアドレスを入力します。
「Send」をクリックしてメールを送信します。
Mercury Core Processウィンドウに「OK」が表示されれば送信できています。
WordPressから送信するための設定
WordPressから利用する場合は「@」以降に「.」が必要になるので「localhost」を「localhost.com」に変更します。
- 「postmaster@localhost」→「postmaster@localhost.com」
- 「wp00@localhost」→「wp00@localhost.com」
「Send」をクリックしてメールを送信します。
Mercury Core Processウィンドウに「OK」が表示されれば送信できています。
Thunderbirdの設定
「あなたのお名前」「メールアドレス」「パスワード」を入力して「続ける」をクリックします。
「利用可能な設定」が表示されるので「完了」をクリックします。
「警告!」画面の「接続する上での危険性を理解しました」にチェックを入れて「確認」をクリックします。
「セキュリティ例外の追加」画面の「セキュリティ例外を承認」をクリックします。
処理中の画面が表示された時は「OK」をクリックします。
アカウントの作成が完了します。「完了」をクリックします。
「統合をスキップ」します。
以上で設定完了です。
WordPressからのメールを受信するための設定
画面左下「歯車」アイコンをクリックします。
アカウント操作から「メールアカウントを追加」をクリックします。
メールアドレスを「localhost」ではなく「localhost.com」で設定します。
手動設定で「受信サーバー」と「送信サーバー」を入力して「完了」クリックします。
「警告!」画面の「接続する上での危険性を理解しました」にチェックを入れて「確認」をクリックします。
以上で設定完了です。
WordPress「Contact Form 7」の設定
「送信先」と「送信元」を以下の設定にします。
Contact Form 7からメールを送信します。
Thunderbirdでメールが受信できていれば完了です。
別PCからメールを送信する時の設定
「php.ini」の「SMTP」設定を変更します。
1101行目付近の「SMTP=localhost」をメールサーバーを設定したPCのIPアドレスに変更します。例)「SMTP=172.XXX.XXX.XXX」
[mail function]
; For Win32 only.
; https://php.net/smtp
SMTP=localhost
; https://php.net/smtp-port
smtp_port=25
「php.ini」保存後にApacheを再起動します。
以上で別PCからメールが送信できます。